CGMAとは何??
2013年11月25日
CGMA (CHARTERED GLOBAL MANAGEMENT ACCOUNTANT)とは、ニューヨークのAmerican Institute of Certified Public Accountants (AICPA)とロンドンのChartered Institute of Management Accountants (CIMA)との提携により2012年に創設された、管理会計の国際資格です。
この、管理会計分野における国際提携 (Global Accounting Alliance)の最初のレセプションが先日東京で開催され、私も参加してきました。比較的こじんまりとした会合でしたが、その分来日したAICPA会長をはじめ参加メンバーと話す機会がたっぷりあったのが、思いがけない収穫でした。
管理会計というと、製造業での原価計算が想起されますが、実はあらゆる企業での予算管理・分析から経営の意思決定に大いに資するべきもので、外資系企業の子会社を始め中小日本企業へのコンサルティングにもっと取り入れるのが有用な分野だと思います。
経営者の方々とお話をしていると、決算書とか財務諸表を見ても経営に役立つ使い方がわからないということをしばしば耳にします。決算書にしろ財務諸表にしろきれいに出来上がった頃には過去のデータになっていて税務署や銀行に出す資料くらいにしかなっていないというのです。少なくともパソコンで会計をしているのなら試算表の段階でもキャッシュフローや各種経営管理指標を見る目を養う必要があり、それには管理会計のエッセンスが役立ちます。
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